三陸鉄道株式会社(本社:岩手県宮古市)は、公益社団法人日本広告制作協会(OAC)とのコラボレーションにより、宮沢賢治の詩や童話から選んだフレーズ13本をテーマに、全国からイラストを募集。応募された全73作品を車内に展示した『三陸鉄道イーハトーブ列車』を運行。応募作品から選出された13作品をカレンダーに仕上げました。宮沢賢治が描いた理想郷「イーハトーブ」=岩手を、そして三陸を訪ねていただき、列車へのご乗車、そしてカレンダーを手に”あなたのイーハトーブ”を見つけてください。しかし、賢治29歳の1925
年(大正14年)三陸を訪問しています。花巻駅から尻内駅(現在の八戸駅)に向かった賢治は種市へ向かい、種市からバスで久慈、堀内から船で宮古を経由し山田港。そこから徒歩で、大槌、釜石を巡りました。そこで書かれた『発動機船』、『旅程幻想』などの詩碑が三陸地方には建立されており、賢治の三陸地方への想いをしのぶことができます。三陸鉄道『イーハトーブ列車』では秋の車内・車窓はもとより、三陸地方、そして宮沢賢治が描いた理想郷「イーハトーブ」=岩手の全域で、”あなたのイーハトーブ”を探し、見つけてほしいと願っています。また『イーハトーブカレンダー2024』では、宮沢賢治は知っているけれど、実際に読んだことは無いという方にも、そのフレーズの響きなどを感じてもらい、実際に賢治の作品に触れるキッカケにもなればと思います。
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