これは、八日の別れの朝に天の川を船が渡れないほど波が立ってほしいという内容ですが、帰って行く「たなばた」は織女です。船に乗って訪れるのは万葉集から変わりませんが、訪れるのが織女になっている点で、この時代では万葉集とは違う漢風の影響を受けてもいるとわかります。さらにその詠み方も、二星の心を推測するもの(1)、現実の作者自身の思いを主とするもの(2)、七夕伝説を一つの景のように客観的に捉えるもの(3)とに分けられます。下記に例で示します。二星の一年に一度しか会えない定めへの辛さが詠まれた歌と、二星が一度でも毎年会えるのに、それも叶わない人の悲しさを詠んだ歌です。〈この夕べ降りつる雨は彦星の と渡る船の櫂(かい)のしづくか 新古今集〉………B・3〈たなばたの帰る朝の天の河 舟も通はぬ浪も立たなん...
今年の旧暦七月七日は、8月25日。毎年大賑わいの各地の七夕祭りは、今年は残念ながら縮小したり中止となるところもあるようです。しかし、その日に空が晴れていたら、ぜひ夜空を見上げてみてください。天の川と牽牛・織女に会えるかもしれませんよ。
旧暦の事も考えとかないといけない訳ね。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: tenkijp - 🏆 133. / 51 続きを読む »
ソース: tenkijp - 🏆 133. / 51 続きを読む »