と日本勢4度目のアベックVを達成した。男子は来季世界選手権の最大3枠を獲得した。アイスダンスは村元哉中(30)、高橋大輔(37)組=関大KFSC=が、自己新の115・95点、合計188・87点で、日本勢過去最高と並ぶ11位で大会を終えた。
自分に打ち勝った。全てを出し切った宇野は、大歓声に沸くリンクに、大の字に寝転んだ。大会の1週間前に右足首を負傷。「今年一ひどい」状態で会場入りし、SP前日にも同箇所をひねった。襲いかかる試練をもはねのける姿こそ、世界王者。唯一の300点台で、日本男子初の連覇を達成した。「正直、国内での国際大会は成績が振るわないことが多かった。成績を残せてうれしい」。ようやく笑顔が戻った。 好演技が続いた最終グループの最後に登場。ランビエル・コーチからは「楽しめ、少し笑って」と送り出された。100%ではない中、努力の日々を信じ、4回転4種5本の構成から逃げなかった。ループ、フリップ、トウループと着氷。小さなミスはあったが耐え抜き「今、これ以上できない演技。たくさんの方が支えてくださって、何一つ欠けてもこの演技にはたどり着かなかった」と感謝した。
前回出場した同会場での19年大会は、優勝を公言して挑むも4位。「失望した」と泣いた。あれから4年。22年北京五輪で2大会連続のメダル獲得、同年世界選手権では初優勝。「経験」という武器をまとい、2年連続で世界一に。ランビエル氏は「信じられない。とても幸せ」と歓喜し、「僕も(現役時代に)連覇した。彼には僕を超えてほしい」と3連覇に向けた熱いメッセージも送った。 昨年大会から1年間、国際大会を無敗で駆け抜け、新たな目標も見えた。今の自分は「成績を目指したスケートになっている」と受け止め、「(憧れた)高橋大輔選手のように今の僕が体現できているかというとそうではない。『スケーターとしてこうなりたい』というのを見つけていきたい」。さらに魅了し続ける存在になるべく、新ステージへ駆け上がる。(小林 玲花)
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「これ以上できない演技」 宇野昌磨、日本男子初の連覇(写真=共同) - 日本経済新聞大会直前になって陥ったジャンプの不調。そして公式練習の転倒で痛めた右足首。ショートプログラム(SP)こそ大過なかったが、万全にはほど遠いコンディションはなお続いていた。「本当にひどい状態ではありますけど、どうなるんだろうという楽しみも。自分が(本番で)どうするかは興味深い」と宇野。試合前、どこか人ごとのように話していたが、追い込まれて初めて湧き出てくる底力を信じているようでもあった。特に不安 おめでとう🎉
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