東京都練馬区の自宅で44歳の長男を刺殺したとして殺人罪に問われた元農林水産事務次官熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判の初公判が11日、東京地裁(中山大行裁判長)で開かれた。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は長男の家庭内暴力から殺害に至ったと指摘。事件前に「これしか他に方法はないと思います」と、長男殺害をほのめかした内容の妻に宛てた手紙も読み上げられた。冒頭陳述によると、長男は中学時代にいじめを受け、母親に家庭内暴力を振るった。大学進学後は1人暮らしを始めたが、事件1週間前に実家に戻った。1人暮らししていた家のゴミをめぐり立腹し、被告に暴力を振るった。被告は長男を恐れ、妻と2階の寝室にこもった。検察側は事件直前、被告がインターネットで「殺人罪」や「量刑」を何度も検索した履歴があったとし、計画性を主張した。検察側は被告が事件前、原稿用紙に書いた妻宛ての手紙を読み上げた。「これしか他に方法はないと思います。死に場所を探します。見つかったら散骨してください。英一郎も散骨してください」。
証人尋問では弁護側証人として被告の妻が出廷し、長男が中学2年~大学時代の7年間にわたり家庭内暴力を受けたと証言。被告が長男が住む家のゴミ出しをしたり、持病の薬を届けていたが、事件1週間前、被告が長男から激しい暴行を受けた。「(息子は)『殺すぞ』以外は言葉を発しなかった。本当に殺されると思いました」といい、夫婦で寝室にこもったという。 妻によると、長男の妹に縁談があっても「変なのがいる」と兄が原因で破談となり、絶望した妹は数年前に自殺。昨年12月、妻も自殺未遂をしたと被告に伝えると、原稿用紙の手紙を渡されたという。「長男のことを本当に一生懸命やってくれた。刑を軽くしてください。お願いします」。被告はギュッと目をつぶっていたが、妻が涙声で減刑を訴えると、思わず顔を伏せた。◆元農水次官息子刺殺事件 6月1日午後3時15分ごろ、熊沢被告は自宅で英一郎さんの首などを包丁で多数回突き刺し、失血死させた。英一郎さんは、いじめをきっかけに中学2年から不登校となり、家庭内暴力を始めた。10年以上前に実家を出たが、5月下旬から再び同居すると暴力が再開。熊沢被告は5月26日ごろ、妻に英一郎さんへの殺意を打ち明けていた。
◆8050問題 高齢の親が無収入の引きこもり中高年の面倒を見続ける中、親が要介護者となったり、経済的に苦しくなるなどの社会的問題。「8050」は双方の年代を意味し、大阪府豊中市社会福祉協議会福祉推進室長の勝部麗子氏が名付けた。
統合失調やアスペだからって事件は起こさない。多くの家庭内暴力の原因は、劣等感と家族の無理解と言われてる。。。 : 東京都練馬区の自宅で長男(44)を刺殺、殺人罪に問われた元農林水産事務次官(76)の裁判員裁判 妻涙声で「刑を軽くしてください」妹は自殺
親としての最終的なケジメの付け方だったのかも知れないね
執行猶予が付いても良いのでは…。
こんなやつに情状酌量の余地はない❗極刑が妥当❗
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