(CNN) ナンニーニさんは、1980年代から90年代初頭にかけてマンハッタンのアッパーウェストサイドに約15年間住んでいたが、当時は地下鉄の評判が悪かったため、小旅行向けの地下鉄1号線で何度か小旅行に出かけたことしかなく、地下鉄に乗ることはほとんどなかった。 しかし、90年代に夫とニュージャージー州プリンストンに引っ越してから、ナンニーニさんはニューヨークを離れたことで、逆にニューヨークの街に(恐らく動画で有名になったピザを運ぶネズミにも)愛着が沸いたことに気付いた(ナンニーニさんは、引っ越してからの数年間に友人や家族に会うために何度かニューヨークを訪れたが、その際地下鉄の設備や周囲の環境が劇的に改善しているのに気付いた、とCNNに語った)。 そして「終着駅」チャレンジ(10代の若者に人気があるとされる都市伝説で、たまたま来た電車に飛び乗り、終点まで乗り続けるというもの)の存在を知ったナンニーニさんは、地下鉄の全路線の始発駅と終着駅を訪れるという目標に挑戦することにした。...
ナンニーニさんは「(このプロジェクトを通して)地下鉄がどれだけ大切かが分かった」とし、さらに「我々の生活が持続可能なのは地下鉄のおかげだと気付いた」と付け加えた。 写真特集:NY地下鉄全路線の始発駅と終着駅、写真家が10年がかりで撮影 ナンニーニさんは「(私の写真に写っているのは)各路線の終点、つまり『終着駅』だとよく言われる」と述べ、さらに次のように続けた。 「しかし、各路線の終点は多くの人にとって『起点』だ。そう気づいた時、このプロジェクトに対する私の見方が一変した。(各路線の)起点と終点にはどんな人々が住み、どんなコミュニティーがあるのか、そして彼らにとって地下鉄はどんな存在なのかを考えた」 ニューヨーク州都市交通局(MTA)の最新の統計である2022年の統計によると、同年のニューヨーク市地下鉄の1日の平均利用者数は約320万人だった。...
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