奈良競輪開設71周年記念(GⅢ・春日賞争覇戦)が10日に開幕した。初日のメイン特選12Rは5番手からまくりを決めたSS吉田拓矢(茨城)が快勝した。4か月ぶりの実戦となった脇本雄太(福井)は予選11Rに出走、まくりで圧勝し、人気に応えた。2日目(11日)は二次予選が争われる。注目は松本秀之介(熊本)だ。レースは3番手を確保してのまくりだった。「後ろからカマしてくるのがわかった。2車だったから出した」。焦ることなく冷静な判断で好位置を確保したことが勝因だ。「あおりを食らってスピードの乗りが悪かったけどしっかり踏み切れた」と確かな手ごたえも得た。
今節はSS5選手+脇本という豪華な顔ぶれで「すごいメンバー。その中でもしっかり勝ち上がっていきたい」とひるむことなく意気込む。二次予選9Rは特選シードの園田匠(福岡)が番手で本線に推される。ワンツーで人気に応えて強敵揃いの準決勝に殴り込みだ。
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