宮地岳小は２０１２年３月末に少子化の影響で閉校し、その後は、地元の社会福祉協議会が一部を交流拠点に使っていた。地域振興を願う地元の要望に応え、市は総工費約３億９０００万円をかけて道の駅に改修。駐車場や体験農場も整備した。市は、地域資源と結びつけて滞在周遊型の観光を振興しようと、道の駅の整備に力を注いできた。「宮地岳かかしの里」もその一環で、市中心部と牛深地区を結ぶ国道２６６号沿いの立地を生かして集客したい考えだ。「宮地岳」社長の松川莞爾さん（７６）は「高齢化率が５０％を超えている地区だが、地域を元気にしていきたい。地元の人と観光客が交流する場になるよう、地域密着型の道の駅を目指す」と話す。.
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