大谷翔平「理想の上司」トップに…「理想の新入社員」からＷＢＣ侍けん引で“昇進”

東商では理想の上司に近い有名人・著名人に関する質問は１６年ぶり（前回の２００７年は「理想の社長」）に実施した。担当者はスポーツ報知の取材に「人間関係やチームワークを重視する、部下の考えを聞くといった項目が大谷選手のイメージと合致し、１位となったと考えられます」と分析した。

ＷＢＣでは、米国との決勝前の円陣で「僕から１個だけ。（米国のスター選手に）憧れるのはやめましょう。憧れてしまったら超えられない。１日だけは彼らへの憧れを捨てて勝つことだけ考えていきましょう」とチームを鼓舞。「伝説の円陣スピーチ」が話題になった。準々決勝（イタリア戦）では意表をつくセーフティーバントで先制点に結びつけ「勝利より優先するプライドはなかった」とチームファーストを貫く発言を残していた。 調査によると、新入社員は上司に「仕事の指導を丁寧に行う」（５９・８％）、「部下の意見や考えを真摯（しんし）に聞く」（４５・９％）、「人間関係、チームワークを重視する」（３２・７％）ことを求めている。大谷のこうした名言や、塁上で雄叫（たけ）びを上げ、チームを鼓舞する姿などが理想と映ったようだ。

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