米メディア『MLB.com』のフアン・トリビオ記者は自身の記事の中で「 ドジャース がショウヘイ・オオタニと契約したとき、彼が今後10年間にわたって ドジャース タジアムで生み出すであろう驚異的な 本塁打 と、ビッグな瞬間をただ夢見ていた。だからこそ、歴史的な7億ドルの契約を結ぶ価値があると信じていたのだ」とし、最後に「 ドジャース の夢は今や現実となった」と伝えている。
まさに夢が実現した日といっていい。大谷は初回の第1打席にカウント1-2からマックス・フリードの5球目カーブをバックスクリーンへ運ぶ先制の9号2ラン。打球速度は104.3マイル(約168キロ)、飛距離412フィート(約125.5メートル)の一撃だった。 さらに、8回の第4打席、今度はA.J.ミンターの初球150キロのストレートをバックスクリーン左へ運んだ。 打球速度110.6マイル(約178キロ)、飛距離は464フィート(約141.2メートル)のダメ押しソロで1試合2本塁打をマーク。本塁打争いでリーグトップタイとなった。 同記者によれば「464フィートはオオタニにとって今季最長記録であり、2024年のメジャーではエンゼルス時代の473フィートを記録した元チームメイトのマイク・トラウトに次ぐ2番目の長さとなった。これはオオタニのキャリアの中で3番目の飛距離だ」と、紹介している。
現地メディア『SportsNet LA』は大谷の試合後のインタビューをX上に投稿した。大谷は自身3番目の飛距離となった10号本塁打について「振るべきボールを振れているというのがいいところ。あの方向にしっかり距離が出るというのは、状態がいい証拠」と、打球方向と飛距離から自身の打撃に手応えを得ている様子だった。
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