原作の大ヒット映画公開当時はまだ小学生。だが「世界中の女性が恋をしたというイメージ。1人の女性を守っていく“キュン的”要素があるので、見てくださる方が作品全部と、役に恋してもらえるフランクを演じたい」と穏やかにほほ笑んだ。
ヒロイン・レイチェル役は、前回に引き続き柚希礼音、新妻聖子と、新しく歌手のMay J.が加わった。「演技について意識的に変えることはないです。それぞれを自然に受けていけばいいと思っています。だって3人のパフォーマンスを一番近くで見て魅了されるんですから」。今作注目のひとつでもある“お姫様抱っこ”にも稽古時間を割いており「下の台が動くので、タイミングやコンビネーションを稽古で調整しています。女性3人に対応できるようにスクワットもしています」とキメシーンへのこだわりも明かした。 映像と舞台それぞれに良さがあるという大谷。「映像は時間をかければいいものが撮れるし、編集で音を入れることもできる。舞台はリアルタイムで、演じる方としてはごまかしも効かないプレッシャーがありますけど、そのぶん喜びとして返ってきますね」と客席の生の反応を感じる快感を覚えた。まだまだ不安な日々が続く世の中だが「初演を見た方、また、見られなかった方にも、より良い作品をお届けしたい」と誓った。(古田 尚)
◆大谷 亮平(おおたに・りょうへい)1980年10月1日、大阪府生まれ。41歳。大学卒業後、東京でモデルとして活動をスタート。03年に韓国の「ダンキンドーナツ」のCMに出演しブレイク。活動拠点を同国に移し、06年にコメディー番組「ソウルメイト」で俳優デビュー。16年に帰国し、同年ドラマ「ラヴソング」で日本デビューを果たす。主な出演作に「逃げるは恥だが役に立つ」(16年)、「奪い愛、冬」(17年)など。
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ソース: oricon - 🏆 36. / 63 続きを読む »