石川県津幡町出身で二所ノ関部屋の大の里は大学時代、アマチュア相撲の日本一を決める全日本選手権を2年連続で制して「アマチュア横綱」に輝き、幕下10枚目格付け出しとして初土俵を踏んだ5月の夏場所では、6勝1敗の成績を収めました。入所式を終えた大の里は、「本当にお相撲さんになったんだなという感じだ。夏場所では最初に負けたが、その負けがあったから今の大の里があると言われるくらい強くなりたい。忙しくなると思うが頑張りたい」と話していました。また合わせて行われた卒業式に出席した新十両の川副改め輝鵬は、「大学で、卒業式は終わりかなと思っていたので、久々の卒業式は懐かしいし、うれしい。いいしこ名をもらったねと声をかけてもらい、応援してくれる人がいるので、もっと強くなりたい」と話していました。
そして、6月1日に引退した同じ部屋の元幕内の石浦については、「入門してからずっと付きっきりでトレーニングや相撲の取り口を教えてもらい、感謝の気持ちでいっぱいだ。この意思を継いで、もっと上に上がっていきたい」と話していました。
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