2020年にアメリカを襲ったCOVID-19は各方面に余波を生み出しましたが、その中でも大きいものとして数えられるのが経済界に対する余波です。第二次世界大戦以降、アメリカの失業率はおおむね2.0~8.0%を推移しており、公式統計で10%の壁を破ったのは第二次オイルショックとリーマンショック時の2回のみでしたが、COVID-19が大流行した2020年5月にはこれらをはるかに上回る失業率14.7%を記録。失業者はわずか1カ月で1600万人近く増加しました。https://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2020/05/usa_01.html
しかし、こうした大規模な失業が発生した中でも、大学卒業生の初任給は上昇を見せたことが明らかになっています。NACEが新たに発表した調査結果によると、2020年度のアメリカの新卒者の平均年収は5万5260ドル。2019年度の5万3889ドルからは2.5%上昇し、2018年度の5万944ドルからは8.5%上昇しました。 NACEは新卒生を化学・工学・数学などの専攻分野によって分類し、「初年度年収が高い専攻」も明らかにしています。下の画像が、初年度年収が高い専攻の1位~5位を示したランキング。最も初年度年収が高い専攻は石油やガスを効率的に抽出する機器の設計・指示を専門とするPetroleum engineeringで、平均年収は8万7989ドル。2~5位は、2位がComputer programmingで平均年収8万6098ドル、3位がComputer engineeringで平均年収8万5996ドル、4位がComputer scienceで平均年収8万5766ドル、5位がElectrical, electronics, and communications engineeringで平均年収8万819ドルでした。
6~10位は以下で、6位がOperations researchで平均年収8万166ドル、7位がComputer and information scienceで平均年収7万8603ドル、8位がStatisticsで平均年収7万5916ドル、9位がApplied mathematicsで平均年収7万3558ドル、10位がChemical engineeringで平均年収7万2713ドルでした。 今回の結果について、NACEの調査責任者であるAndrea J. Koncz氏は「技術系の専攻は、通常、需要が最も高いため、最も高給です」「COVID-19の大流行によって新たに『バーチャル世界』の技術的な需要が高まったため、コンピューター関連の専攻が初年度年収ランキングに4つ入りました」とコメント。アメリカの大手報道機関のCNBCは大学の学位を所持しないアメリカ人の3分の2で平均余命が減少しているという
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