新型コロナウイルスの影響で中止になった「夏の甲子園」のかわりに、全国各地で「独自大会」が開催されています。それを取材して気づくのは、元プロ野球の選手が大勢、高校野球の監督に就任していることでした。ひところに比べてプロとアマ球界、中でも高校との「垣根」が低くなったことが、その要因だと言えそうです。2013年(平25)にできた「学生野球資格回復研修制度」が、大きく関係していました。【玉置肇】ほかに日刊スポーツの記事で目にしたのが、ダイエー(現ソフトバンク)、西武、阪神で外野手だった佐々木誠さん(54)が鹿児島城西(じょうせい)。元阪神の投手、遠山昭治さん(53)が浪速(大阪)、日本ハムで投手だった芝草宇宙(ひろし)さん(50)が帝京長岡(新潟)で、それぞれ監督に就いています。全国で20人ほどの元プロが高校野球の指導者になっているようです。プロ野球の選手や指導者、スタッフになった人は、それが日本国内のプロであっても、外国のプロ(米国のメジャーなど)であっても学生野球資格を失い、学生(高校生、大学生)を指導することができなくなります。このため、プロを辞めた人が高校野球の指導者になるには、教員資
「研修」は、毎年12月中旬に3日間、東京で開催されます。初日は日本のプロ野球を管轄する「NPB(日本野球機構)プロ研修会」。ここでは、「プロ・アマの歴史」「新人選手の獲得ルール」「指導者の役割」「けが予防」などの講義を受けます。小テストも行われます。3日間を終えれば、修了証が交付され、学生野球資格回復審査委員会に申請できます。この委員会が認定してくれれば、各都道府県の高野連や各大学連盟に指導者登録することで、いよいよ学生を指導できることになります。登録は自身の出身地やゆかりのある県に限らず、全国の高校野球連盟に登録できます。また、昨年の研修から、プロOBだけでなく、球団在籍中の現役の監督やコーチ、スタッフも受講可能となりました。研修終了有効期間は5年間で、受講しておくことで退団後はすぐに資格回復を目指せるのです。
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