新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)が横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)を破った。今場所から初めてまげを結うスピード出世の新星が初場所に続く2度目の対戦で初めて横綱に完勝した。大関陣は琴ノ若改め琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)、豊昇龍(24=立浪部屋)、貴景勝(27=常盤山部屋)、霧島(28=音羽山部屋)も相次いで敗れた。出場した5人以上の横綱、大関の初日総崩れは昭和以降初の事態となった。
横綱に完勝した大の里は土俵上で何度もうなずいて白星をかみしめた。狙い通りのもろ差しから、相手の左小手投げをこらえて右すくい投げ。「有利な形で腰をぶつけてうまく反応できた。納得いく相撲が取れた」。2度目の横綱挑戦で会心の相撲を取り切った。 新入幕だった初場所では、一気に出ていくところを上手投げで逆転負け。春巡業中にぶつかり稽古で横綱の胸を借り「ただ体当たりで走っているだけ。足りないものはいっぱいある」と指摘されていた。この日は、相手の上手が切れた瞬間を逃さない緻密な攻めを披露。「当たって走ることだけ考えていたけど、そのままではダメだと考えて取った」。入幕3場所目で成長した姿を見せた。 この日、両親と妹が国技館で観戦。母の日に、応援に駆けつけてくれた母・中村朋子さんへ最高のプレゼントを届けた。「勝ちを目に焼き付けてくれたと思う。あとは気を付けて家に帰ってほしいです」。横綱戦初勝利の喜びからか、口ぶりもなめらかだった。
初土俵から所要6場所での三役昇進は昭和以降2位のスピード出世。「ちょうど1年前は初日に幕下で負けて、自分自身どうなるかと思っていた。それが結びで横綱に勝つなんて考えてもいなかった」。今場所からようやくまげが結えるようになったばかり。新入幕から2場所連続11勝で番付を駆け上がった勢いそのままに、先場所の尊富士に続く“ちょんまげ旋風”を巻き起こす。
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