まさに理想的な展開だった。前半25分に日本のプレッシャーに焦った相手のパスミスをカットし、最後は鎌田が先制点をマーク。後半43分にはジョーカーとして投入した左サイドの三笘に素早くつなぎ、カウンターからとどめを刺した。「いい守備からいい攻撃につなげる」という森保監督の狙いが、チームに反映された。
米国戦の2列目は左から久保、鎌田、伊東が先発。先制点を決めた鎌田はトップ下で起点となり、伊東はスピードを生かして右サイドを突破した。左サイドに抜てきされた久保は、FC東京時代をほうふつとさせるハードワークを披露。守備のタスクをこなしつつ、前半13分と後半20分に鎌田の決定機を演出した。「勝利のために僕はひとつのピースでしかない。チームのために頑張れたし、要所でカウンターの起点にもなれた」と爪痕を残した。 だが、この3人のレギュラーが確定したか、というとそうではない。後半23分から久保に代わって出場した三笘は追加点に象徴されるように、得意のドリブルで相手を押し込むことに成功。同じく伊東に代わって投入された堂安も、展開力やシュートで持ち味を発揮。今代表で最多得点の南野も控えている。
主将の吉田は「2列目は自分たちの一番のストロングポイント。フライブルクで結果を出している(堂安)律が頭から出られないように、同じレベルやそれ以上の選手がベンチにいて、ゲームチェンジャーになれる」とチームの強みを実感。対戦相手や時間帯、状況によって、2列目の組み合わせも戦い方も、カメレオンのように変化させることができると、示せた。先発3人+交代3人の6人がいれば、強豪にも太刀打ちできる。 米国は、W杯1次リーグB組でイランと同組。“仮想イラン”として、27日のサウジアラビア戦に照準を合わせており、ベストメンバーではなかった。それでもW杯に向けて光明が差したのは事実。27日のエクアドル戦でも多種多彩な2列目を生かし、本大会へ弾みをつける。(井上 信太郎)
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