コンビニのレジ奥に並ぶパッケージの数を見れば分かるように、嗜好品たるたばこは種類が多い。消費者の細やかなニーズに対応できるよう、さまざまなタール量、フレーバー、味わいの商品を各社が出し、しのぎを削ってきた。首位を行くフィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)の「IQOS(アイコス)」を追撃するべく、日本たばこ産業(JT)が今年8月に全国発売した「Ploom X(プルーム・エックス)」でも、メビウスブランドで4種類、キャメルブランドで8種類のたばこスティックが販売されてきた。
ベリーカプセル搭載のメビウス・オプション・パープル・プルーム・エックス・プルーム・エス用(左)、シトラスカプセル搭載のメビウス・オプション・イエロー・プルーム・エックス・プルーム・エス用(右)。いずれも税込570円 加熱式たばこの「Ploom」シリーズ自体は以前から展開しているが、JTは「Ploom X」の発売にあたり、たばこスティックのフィルター構造を改善し、長さを5ミリ伸ばしたという。それにより、フレーバーカプセルの搭載が可能になった。
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