外食、手探りのコロナ対策 新たな接客・サービス模索

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ワタミは6月、東京・蒲田にファミリー向け新業態として焼肉店「上村牧場」を開業した。ホール要員を減らし、回転ずしのようなレーンを使い、料理などを各テーブルへ運ぶ。注文は専用端末を通じて行い、客が店員と

は6月、東京・蒲田にファミリー向け新業態として焼肉店「上村牧場」を開業した。ホール要員を減らし、回転ずしのようなレーンを使い、料理などを各テーブルへ運ぶ。注文は専用端末を通じて行い、客が店員と会話をすることはほぼない。店内の空気を約4分で入れ替えるよう設計し、家族客は安心して食事に集中できるようにしたという。

「居酒屋だけでは難しい。ファミリー向けやデリバリーなどにも力を入れたい」と話すのは渡辺美樹会長。同社の国内外食事業の既存店売上高は、4月はおよそ9割減った。新型コロナウイルスの感染拡大が居酒屋業界を直撃する中で、新店舗へかかる期待は大きい。大阪府内にも既に出店し、将来的には国内300店体制を目指す。台湾やベトナム、北米といった海外への展開も視野に入れる。品川プリンスホテルは7月15日、ホテル内のレストラン「リュクスダイニング ハプナ」で、ワゴンサービスでの料理提供を始めた。和食や洋食、中華など料理の種類ごと7種類のワゴンにのせて客席を巡回し、シェフやスタッフが各テーブルごとに提供する。シェフが料理の特徴を説明しながらアツアツの状態で提供するなど、ホテルらしいサービスにもこだわった。

ハプナは1994年のオープン以来、累計で約2000万人が訪れた人気のビュッフェサービスの店だったが、感染拡大をうけて3月に営業を休止していた。プリンスホテルの武井久昌専務執行役員は「香港のヤムチャサービスを参考にした」と話す。「取りに行く」スタイルを見直すことで、より安心して食事ができるという。系列他ホテルのレストランにも、このワゴンサービスを拡大する計画だ。新たなビュッフェスタイルの一つとして確立したいと力を込める。

 

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