簡単に勝たせてもらえなかった。3点リードの決勝7回。ここまで1安打無失点のエース・坂本は2者連続三振と絶好調。だが、続く八千代の4番・平山に右翼線に運ばれ、投球数が制限の80に到達して無念の降板。右翼からマウンドに上がった田島が最後を締め、捕手の飛川と抱き合った。
2013年に創部し、春夏通算7度の全国大会出場を誇る強豪。しかし、今季は選手権(夏季全国)予選で春全国制覇、本大会4強の武蔵嵐山に敗れ、6年連続の夏出場を逃した。大野主将は敗因を「力の差はないけど相手は攻守で細かいプレーができていた。こっちは状況の確認や声掛けでムラがあった」と分析。「初回から集中したスキのない戦い」を課題に最後の公式戦に臨んだ。 1回戦、準々決勝は大差の勝利。準決勝は先発・坂本が初回無死二、三塁を無失点で切り抜けると、打線が援護。その裏、1番・飛川が左前打で出塁し、3番・長岡が左中間へ先制二塁打。近藤翼が内野安打で続いた一、三塁から坂本が犠飛を打ち上げ、2点を先取した。2回も7番・大野の左越え二塁打から満塁とし、田島の犠飛、長岡の適時打などで一挙4点。投げては4回から佐藤、山下、田島とつないでリードを守った。
決勝も初回に先制攻撃だ。ここも先頭の飛川が中前打で出ると、続く田島が右越えの先制三塁打。長岡が犠飛を放ち、なおも近藤翼、坂本の連打で3点目。リードはこれで十分だった。快投を披露した坂本は「変化球でストライクが取れ、ストレートは投げるごとに走るようになった。田中さんのためにも勝ちたかった」。監督代行の元ロッテ投手・田中良平コーチ(39)はこの大会限りでチームを離れる。「たくさんミスがありましたが、引きずらずに声を掛け合ってカバーした。最後に目指した野球ができた」と胴上げされて満足そうだった。 ◇狭山西武登録メンバー ▽3年生 大野叶輔 坂本椿 飛川洸征 千里清心 坂詰直彦 長岡琉太 近藤翼 藤井寛太 田島蓮夢 宇賀神珀翔 佐藤颯 近藤立輝 中村和寿哉 加藤悠太 岡田直人 飯田涼 田熊蓮 根岸直樹 山下翔大
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