東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子2人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)に禁錮5年を言い渡した東京地裁判決が17日、確定した。飯塚受刑者は逮捕・勾留されていないため、今後、東京地検からの呼び出しを受けて出頭し、刑事施設に収容される見通しだ。
ただ、刑事訴訟法では「著しく健康を害するときや生命を保てない恐れがあるとき」や「70歳以上」の場合に、刑の執行を停止できると規定。飯塚受刑者は公判中に「医師の診察でパーキンソン症候群の疑いがあると言われた」と主張しており、弁護人などの求めに応じて、検察官が執行停止を判断する可能性もある。 しかし、実際に執行が停止されるケースはごくわずかだ。法務省の矯正統計によると、昨年刑事施設から出所した受刑者4万4437人のうち、刑の執行停止によるものは22人(約0・05%)。過去5年間でも20人前後で推移している。 また、高齢化の進展に伴い、70歳以上の新規受刑者も増加の一途をたどる。平成14年には380人だったのに対し、昨年は1294人と約3・4倍に。飯塚受刑者と同じ自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪の受刑者に限っても、昨年中に70歳以上の男性9人が新たに収監されている。
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池袋暴走、90歳被告の禁錮5年確定 刑務所収容が焦点に東京・池袋で2019年、乗用車が暴走して2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)を禁錮5年とした東京地裁判決の控訴期限が17日、経過した。弁護側、検察側双方が控訴せず、実刑が確定したとみられる。飯塚元院長は15日、支援者と面会し「遺族に対して申し訳ない。判決を受け入れたい」と控訴しない意向を示してい 高齢だからってのは理由にしないでもらいたい。しっかり刑務作業を。 これだけ反省の無いやつ、無期で良いのでは? 認めて反省、遺族に対してせめて謝罪しなくちゃ自分も贖罪の機会を失うと思うけど… 自分本位過ぎる! 記事中の「ここ数か月で急激に悪化」の部分に、ある種の計算を感じる。
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