光一にとって、２０１８年初演の「ナイツ・テイル―騎士物語―」以来、５年ぶりの新作は、極秘のチョコレート工場を見学した少年たちが驚くべき体験をするストーリー。０５年にはティム・バートン監督とジョニー・デップのタッグで映画化された。光一はデップが演じた天才菓子職人のウィリー・ウォンカを演じる。演出を務めるウォーリー木下氏（５１）は「世界一カラフルでポップな作品にしたい」と言葉に力を込めた。
１月の「ＪＯＨＮＮＹ’Ｓ Ｗｏｒｌｄ Ｎｅｘｔ Ｓｔａｇｅ」（演出）、４、５月の「Ｅｎｄｌｅｓｓ ＳＨＯＣＫ」（主演）、９月の「ＤＲＥＡＭ ＢＯＹＳ」（演出）に続く帝劇への“登場”。光一は「こんなにやらせていただいていいのかな」と恐縮しつつ「『帝劇の住人』と言われますけど、とんでもない。先輩たちが築いた場所で、気持ちは変わらない。一生懸命やらせていただく」と誓った。 台本も未完成で稽古もこれから。「（帝劇で２４日開幕の）『ムーラン・ルージュ！』に予算を取られすぎてないか心配しています」と光一はジョークを交えつつ、「おもちゃ箱をひっくり返して、ぶっ壊すくらいの作品になるのでは。みんなで形にしていくことが楽しみ」と期待に胸を膨らませていた。（田中 雄己）工場を訪れる少年・チャーリーの祖父を演じるのは小堺一機（６７）。「お話を頂いた時には近くの神社に行き、『お願いします』と言ったら、神社の方から『頑張ってください』という言葉が聞こえた気がしまして。年だからかもしれないですけど」と笑わせた。
一方、チャーリーの母・バケット夫人役で、帝劇初挑戦の観月ありさ（４６）は「癒やし的な存在になれれば」。光一とは初共演だが「隣に並びたくない。見れば分かるでしょ。スタイルが良すぎて」と自虐的なツッコミを入れた光一に対し「でも、並ばさせてください」と返し、早くも息の合った様子。他に森公美子（６３）、芋洗坂係長（５５）らが出演する。
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