ーキーイヤーから、ONを差し置いてシーズンMVPを獲得した絶頂期、そして試練の監督時代…。「悪太郎」と呼ばれ、強烈な個性も魅力だった天才投手が語る「巨人」とは。(取材・構成=湯浅 佳典、太田 倫)コーチとしての気持ちや準備ができていない中でそっちの仕事が忙しく、選手としての練習を十分にやれない。同じ選手同士の時は、打ち解けて会話ができても、立場が変わると難しくなる。ユニホームを一度脱いで外から勉強すべきだったけど、藤田さんに手伝えと言われて断れなかった。
引退して王監督になってからも投手コーチを2年間やったけど、本当の力にはなれなかった。選手に練習しろと命じても、俺の現役時代を知っている選手は「あんたはやってなかったじゃないか」って反発するんだな。俺は売られたケンカは買うタイプで(笑い)、「おまえらはヘタなんだから、やるんだよ!」とか頭ごなしに言っちゃうわけよ。溝がどんどん深くなってしまった。 監督の2年間(2004、05年)は、悲劇だったな。いかんせん、戦力がなかった。いや4番打者ばかりで野球にならなかったというかな。ホームランは出るけど、ソロばっかりで…。誰とは言わんけど反乱者もいたしな。自分の野球なんてできなかった。 人生も野球も「いってこい」だと思うんだよ。良いこと、悪いことの帳尻が合うというのかな。現役時代は王道を歩いてこられたけど、指導者になってからはマイナスのことが多かった。ただね、勝てなかったけど、監督をやったことは人生においては無駄ではなかったと思ってる。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: hochi_giants - 🏆 99. / 51 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
尾車親方、親友の「朝潮さん」悼む 「お前がいなかったら俺は全勝優勝していた」酒を飲む度に愚痴こぼされた大相撲の元大関・朝潮の長岡末弘(ながおか・すえひろ)さんが死去したことが3日、分かった。67歳だった。現役時代から親交が深かった尾車親方(元大関・琴風)=スポーツ報知評論家=が悼んだ。
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »