空に向かってサヤが伸びていくことから「天豆( ソラマメ )」。春を告げる甘くおいしいおまめさんだ。三浦半島の突端、 神奈川・城ケ島 で固有種の ソラマメ が栽培されている。サヤの長さは8~10センチとかなり小ぶりなので、もちろん緑色の豆も小粒。ただし、味が濃く、薄皮も厚くなく塩ゆでにしたらそのまま味わえる。5月1日、今年最後の収穫に同行した。【寺沢卓】塩を振ったお湯をぐつぐつと茹(ゆ)だるまで待つ。その熱湯に2分通すだけ。あざやかなグリーンが映える ソラマメ のサヤが目にまぶしい。プチン!...
5月1日に今年最後の収穫を行うという情報が入り、同行した。城ケ島でソラマメを育てているのは「城ケ島野菜をつなぐ会」のメンバー9人。農業専従者ではなく、仕事を持ちながらのボランティアが城ケ島の畑を守っている。 きっかけは、偶然だった。神奈川新聞の記者がソラマメではない別件で取材をしているうちに、高齢女性の悩みを聞くことになってしまったという。「今まで自分たちで城ケ島のソラマメを守ってきた。でも島民の高齢化で畑を継ぐ人がいないのよ」と涙ながらに話す姿が胸に迫った。城ケ島の農地も、専業で耕作している人はいない。漁業従事者が島内の土地を開墾して自分たちで食べる分を育てているケースがほとんど。ソラマメを島の固有種と意識することなく、代々受け継いできた。島で野菜をつくる人たちにも高齢化の波が押し寄せ、体力的に限界がきていたことも事実だった。ソラマメの1年は秋からスタートする。10~11月に種をまく。明けて正月のころになると淡い紫の花弁が5枚の、かわいらしい花が咲く。一般的なサヤの大きなソラマメは白い花が咲く。紫色の花弁は城ケ島の固有種の特徴でもあるという。城ケ島の固有種、大事に育てられている。「つなぐ会」には守り続けている“掟(おきて)”がある。ソラマメの種を島の外に出さない。撮影担当としてソラマメの記録を残している会員の小林敏昭さん(60)は「吹きさらしの潮風と三浦半島の南端という温暖な環境で育てる
とーまみーは鹿児島県でも喜界島にしか存在せず、すぐ隣の奄美大島でも栽培はされていない。恵さんは「喜界島にとーまみーが伝わってきたのは江戸時代中期ごろと伝えられている。やはり市場に出回らず、島民が自分たち用に作付けをしているだけ」と話す。穀物用に収穫したものは硬いので水に戻して柔らかくしてから黒糖と一緒に炊いて、島のスイーツとして「黒糖まみー」などと呼ばれているという。
ニュースの街から 神奈川・城ケ島 天豆 ソラマメ 日刊スポーツ
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