均一に部門を経験しながら育った、ゼネラリストの「不安」 異動しながら出世する、「メンバーシップ型」が抱える課題

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若手の時は「適材」をきちんと見て「適所」に置いてあげるのが良く、ある程度経験を積んだら、今度はしかるべき場所にその人をアサインする「適所適材」がいい。 経営者JPの代表・井上和幸氏が、企業の人材配置における、管理職以降の「スイッチング」の大切さを語りました。

:そうですね。先日、私どものエグゼクティブサーチ事業に40代半ばの方から相談をいただきまして。その方の経歴は、営業、製造、経理、人事、物流と、ものの見事に3年ごとに異動をされているんですね。私は浴びるようにみなさんの経歴を見てきていますが、ここまで完璧に3年ローテで40代半ばまできているのは珍しいですね。その方は会社に非常に期待されていて、経営に向けて育成されているんだろうなと思いました。

本人としては、「育成してもらっているのを感じるんだけど、やはりT型(ジェネラリストの「一型」とスペシャリストの「I型」の2つの特徴をあわせ持つ人材タイプ)というか縦に1本刺さる深掘りをしたくて。さすがにまた別部門に行くのはどうかと思うんですよね」ということで、ご相談をいただきました。:やっぱり「不安だ」とおっしゃっていました。ここまでこの会社できちんとやってきて、ファンクションもいろいろ見てきている。でも、ここからリーダー・マネジメントとして、どこの専門なのかというと、自分としては希望するところがあるものの、そこだと言い切れるほど専念してきていないと。 これまでの経歴からすると、そろそろ次の異動の時期なんですよね。それで、「思い切って社外に飛び出してみようか」とお考えなんです。逆に言うと、今やっていることを続けたい気持ちがあって、それをロックインしていけるような外の場を求めておられるということで。私は社外取締役として銀行にも関わっているんです。その銀行だけではなく一般的な話ですが、銀行員はゼネラリストなんですね。本当にまんべんなく、いろんな支店を回り、企画をやり、人事も経験して、グルグル回って出世していく。これをずっとやってきたんですね。

ところが、最近いろいろ話を聞いてみると、例えば「自分の柱が1本しっかりと立っていない」ということへの不安感が逆にあるようなんですね。昔は亜流だった「投資」や「市場」などをやっている人のほうが専門性があって市場価値がある。だから外資系などへの転職もしやすいという。私は、あくまで個人的にですが、入り口としてはメンバーシップ型のほうが絶対にいいと思っているんです。若手の時って「自分探し」をよくしたがり(させたがり)ますが、「自分を探したって何もないよ」と私はずっと言ってきている人間で(笑)。自分もそうだったんでね。

 

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