坂口健太郎とシアスター・ゲイツの陶芸談義 世界的アーティスト、シアスター・ゲイツは愛知県常滑市に活動拠点を持っている。以前から陶芸に興味をいだいていた坂口健太郎が、来日中のゲイツに会いに常滑を訪れた。 坂口 はじめまして。ゲイツさんはどういう経緯で常滑と縁ができたのですか? ゲイツ 大学で陶芸を学んだのですが、私の指導教授も、そのまた先生も80〜90年代に常滑で作陶したことがあり、私も勧められて2004年にやって来ました。だから私は常滑を訪れたアメリカ人陶芸家の3代目。備前や信楽と比べて常滑は割合とオープンで、海外から陶芸を学びに来る人にとってのゲートウェイだったのです。 坂口 どのくらい滞在したのですか? ゲイツ 3カ月間、酪農家のお宅にホームステイしました。毎日、牧場と窯との往復だけで陶芸に専念し、シティライフを全く知らずに過ごしました。 坂口 実は僕も23歳の時、岐阜県土岐市で1泊2日の陶芸体験をしたことがあるんですよ。生徒は僕一人だけで、職人さんが付きっきりでろくろなどを教えてくれました。その時作ったぐい呑みは今も使っています。 ゲイツ 素敵な話ですね。 坂口...
Oh, going to Seto to see my baby....
シアスター・ゲイツ / Theaster Gates 陶芸 / Pottery アート プラダ / Prada Keita Takada
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