その結果、1990~2013年にかけて、海流の運動エネルギーが10年ごとに約15%増加していることが確認されました。こうした運動エネルギーの増加は、全世界の海の約76%にも及んでいるとのこと。研究グループは、海流が加速している直接の原因は「地球温暖化がもたらした風速の増加」だと考えています。かつては、地球温暖化はむしろ風の動きを減速させると考えられていました。なぜなら、北極などの極地の気温は、赤道付近よりも温暖化が激しいため、極地と赤道付近の温度勾配が小さくなり、大気の動きが鈍くなると考えられていたからです。実際に、1970年から2010年までは世界的に風速が低下しており、この現象は「.
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