国連安保理、日米英仏「イスラエルの自衛権」支持 アラブ諸国と中露「停戦」重視

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【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は24日、中東情勢に関する会合を開いた。日米英仏などがイスラム原理主義組織ハマスのテロ攻撃を受けたイスラエルの自衛…

【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は24日、中東情勢に関する会合を開いた。日米英仏などがイスラム原理主義組織ハマスのテロ攻撃を受けたイスラエルの自衛権を支持する一方、アラブ諸国や中露などが停戦を重視する姿勢をみせた。ブリンケン米国務長官は紛争の拡大を警戒し「ハマスを支援するイラン」を強く牽制(けんせい)した。

ブリンケン氏は演説でイランがハマスなどの国際テロ組織を支援してきたのは「周知の事実」と指摘。米国は「イランとの衝突を望んでいない」と述べたうえで、イランやテロ組織から攻撃された場合は「迅速に対応する」と警告した。米国案について、ロシアのネベンジャ国連大使は「イスラエルに軍事作戦継続の許可を与えるものだ」と述べ、「無条件での停戦」を求める決議案を新たに安保理に提出したと明らかにした。中国の張軍国連大使も「包括的な停戦」を求めた。 他方、アラブ首長国連邦(UAE)のハシミ国際協力担当相は「人道支援を目的とした持続的な停戦」の即時実施を求めた。この日は安保理メンバーではない加盟国も参加し、サウジアラビアのファルハーン外相は「軍事作戦激化の停止」をイスラエルに求めた。

UAEとサウジアラビアは日本の主な原油輸入先。日本の石兼公博国連大使は演説でイスラエルには「国際法にのっとって自国と国民を守る権利がある」と明言する一方、今必要なのは「罪のない命を助ける」ことで「政治的なゲームではない」と強調し、一般市民が犠牲になるガザの状況に違いを生む米国案への賛同を15理事国に呼びかけた。

 

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