政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)★ポスト安倍の1人、首相・安倍晋三の後継意中の人とまでいわれる自民党政調会長・岸田文雄の物言いが気に入らない。25日、都内での講演で「(次の総理を目指すことが)貧乏くじだろうがなんだろうが、そんなことでひるんでいるようでは、大きな目標に向けてはとてもたどり着けないと思っているので、しっかりと強い志を持って、覚悟を持って臨まなければ、みなさんも『応援してやろう』というにもならない」「“次の時代はこうあるべき”という政策や思いを実現するために全力を尽くす」「安倍総理の次を担える1人になりたい。その大きな目標に資するポジションを得たい」。
★これが今の岸田のやる気を見せる精いっぱいの発言なのだろう。元首相・竹下登も自民党田中派の中に派中派、創政会を作る時のあいさつで、派手なふるまいはなかったが、期するものがあることを「燃えている」と表現した。岸田もそんなタイプなのだろうか。ただ、“決意表明”はしたが、岸田から国民へ向けたメッセージとか平和を希求する言葉が全く出てこない。党内政局を見極めようとする言葉ばかりだ。 ★岸田が会長を務める宏池会といえば党内でも指折りの名門派閥。大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一らを輩出してきた。その一方、穏健派、護憲派としても知られ、政局を回したり仕掛けたりする寝業師がおらず、かごに担がれないと動けない公家集団と他派閥からやゆされてきた。それなら、この複雑な時代にどんな国家観で臨むか、国民とどう向かい合うか語ってほしい。地味で穏健でもいいではないか。今の政権が派手さを好むだけに堅実な政治を国民に示すべきだ。次の首相は貧乏くじだと思っている限り、この国の貧困や格差とは向き合えそうもない。岸田の限界か。(K)※敬称略
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