国内で初めて「NFTアート」を扱ったオークションが、10月30日に東京都渋谷区で開かれた。主催はSBIアートオークションだ。映像作品など8つのNFT作品が出品され、会場のほか、電話やネットで入札が相次いだ。最も高額で落札されたのは、現代美術家のスプツニ子!の作品で839万5000円(落札手数料込み)だった。
NFTは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略。暗号資産(仮想通貨)に使われるブロックチェーン技術で、改ざんするのが難しい。「NFTアート」はNFTをアートに紐付けることで、その作品の唯一無二性を証明するとされる。 特にデジタルアートになじむと言われている。デジタルアートは「JPEG」などの一般的な画像や映像ファイルでできていて、複製されやすい。NFTを利用することで、仮に改ざんや複製されたものが出回っても、元の作品を区別できる。 3月に米競売大手クリスティーズで、デジタルアート作家のBeepleのNFTアートが約75億円で落札され、注目を集めた。その後もツイッター創業者の初ツイートが約3億円、「ポケットモンスター」シリーズの公式イラストで知られるさいとうなおきの作品が約600万円で落札されるなど人気が続く。
取引は過熱気味だ。取引時に発生する巨大な電力消費で環境負荷が高いなどの問題点も指摘されている。それでも、SBIアートのオークションを監修した文化研究者の山本浩貴は、NFTアートが美術界にもたらすポジティブな影響に期待する。そして「NFTがアートと融合することによって、現在の私たちが考える『所有』や『価値』といった概念は問い直されるだろう」と語る。
そんなに、NFTって話題なんか、一時期より盛り上がり欠けてきたと思うが🤔 誰かおせーて
SBIは時代の最先端を走っている 日本企業はどんどんNFTに参入するべき
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。