来型携帯電話とスマートフォンの合計出荷台数は前年同期比9.7%減の700.7万台、スマートフォンの出荷は前年同期比8.2%減の697.6万台となった。要因は2023年12月末に適用された総務省の端末価格の値引き規制の影響で、2023年第4四半期に駆け込み需要があったことが出荷減に影響していると指摘する。
ベンダー別では1位はAppleの373.6万台(シェア53.6%)、2位は80.7万台(同11.6%)のシャープ、3位は60.5万台(同8.7%)のGoogle、4位は50.0万台(同7.2%)のサムスン、5位は41.0万台(同5.9%)の京セラとなった。 Appleは前年比10.5%減で、2023年に続き第1四半期では2年連続で2桁減となっている。一方、2022年第1四半期の出荷が好調だったため、出荷数では通年通りの水準となる。ただしキャリアが新規契約者獲得のためのキャンペーン対象とする機種はiPhoneが中心だったが、トレンドがGoogleのPixelシリーズに移行しつつある点が出荷動向に影響を与える可能性があると指摘する。
2位のシャープは対前年比18.3%減で、高い出荷水準だが第1四半期の出荷数を年々落としている。3位のGoogleは前年比183.8%増、4位のサムスンは前年比10.1%増、5位の京セラは前年比15.8%減となっている。
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