アングラ演劇の旗手として活躍した劇作家の唐十郎(から・じゅうろう、本名大鶴義英=おおつる・よしひで)さんが4日、東京都中野区の病院で死去した。唐さんが主宰する「劇団唐組」が5日、発表した。84歳。東京都出身。
唐さんは、1940年(昭15)2月11日生まれ、東京・下谷万年町出身。明大文学部演劇学科卒。63年に「シチュエーションの会」(64年に劇団「状況劇場」に改名)を結成し、67年、新宿花園神社で“紅テント”公演を行う一方、根津甚八、小林薫、佐野史郎ら多くの俳優を輩出した。劇作家の横内謙介氏は「芝居に詳しい人は、信じられないと思うけど 実は私、唐十郎みたいな戯曲を書いてみたいと、ずっと思っていたんだよ。未だかなわぬ夢だけど」と吐露。「アングラの兄さんたちは苦手だった。しかし、紅テントの芝居には大いに心惹かれた。数々の偉大な功績に敬意を表して、合掌」と追悼した。 女優の鳳恵弥は「現代演劇界を創り上げた巨人、唐十郎先生が旅立たれました」と唐さんとの写真を添え、「私は唐先生が育てた唯一の演出家である中野敦之さんの御縁により、【風の又三郎】、【腰巻きお仙】という唐十郎作品へ参加をさせて頂く栄誉を受けました しかも、劇場ではなく唐先生の象徴である野外テント劇場 中野さんたちと実現に向けて動いた新宿中央公園でのテント劇場復活の時には本当にニコニコ喜んでお褒め頂いたことが昨日のように思い出されます」と回顧。「役者として、唐先生の生み出した言葉をテントの中で発させて頂く事が出来たのは何にも代え難い誉れでありました。あの1分1秒を身体に沁み込ませ、その栄誉に恥じぬ役者人生を歩んで参ります。今はまだ言葉が見つかりません、ただ、ただ、有難う御座いました!御冥福をお祈り申し上げます」としのんだ。
俳優の青山郁彦は「唐十郎さん 圧倒的な憧れでした」と感謝。「生きてる間に唐演出でなくとも『少女都市からの呼び声』に出演できたことを誇りに思います。僕が演劇に惚れ込んだのは間違いなく唐十郎です子供の日に、、鯉は天に登っていった 唐さーーーん」と悼んだ。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »
ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »