藤井聡太五冠(20)=棋聖・竜王・王位・叡王・王将=が名人戦の挑戦を決めた。東京都内で8日、行われた順位戦A級のプレーオフを制し、史上最年少名人獲得を目指すこととなった。名人は江戸時代から続く最古の称号。将棋界の八大タイトル戦の中でも、挑戦まで最も時間を要し最短でも5年かかる。順位戦は、今回のプレーオフを含めてここまで62対局57勝5敗で勝率9割1分9厘という驚異的な成績で6年間を駆け抜けた。
順位戦は名人戦の予選にあたる。順位戦を指さない「フリークラス」を除いた棋士を、最上位のA級▽B級1組▽B級2組▽C級1組▽C級2組―の5クラスに分け、1年かけて戦う。成績によってクラス間で昇降級があり、A級の優勝者が名人に挑む。 平成28年10月にプロ入りした藤井五冠は、29年4月からC級2組で順位戦に参加し10戦全勝し昇級した。30年度のC級1組では9勝1敗のトップ成績だったが4人が並び、昇級したばかりで順位が低かった藤井五冠は当時2人の昇級枠からもれて上がれなかった。このとき昇級したのが師匠の杉本昌隆八段(54)だった。A級は定員10人で、「トップ棋士の証し」と称される。今期の10人は、うち9人が現役タイトルホルダーか、元保持者。藤井五冠は黒星を2つ喫したが、3月2日に行われた最終9回戦は首位だった藤井五冠、広瀬章人(あきひと)八段(36)ともに勝利し、7勝2敗で並んだ。その広瀬八段とのプレーオフを制し、名人への挑戦権をつかんだ。過去には加藤一二三・九段(83)がC級2組から足踏みせずストレートで駆け上がり、20歳3カ月の最年少で名人に挑戦した。谷川浩司十七世名人(60)は、C級2組で1年足踏みしたものの、その後は名人獲得まで一気で、昭和58年に21歳2カ月の最年少名人の記録を樹立した。40年間破られていない記録を藤井五冠が更新するのか注目される。
藤井さんとボクシングの井上さんと野球の大谷さんは本当に日本の天才。
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