米カリフォルニア州に住む90歳のジム・アーリントンさんは、世界最高齢ボディビルダーとしてギネスに認定されている。決してボディビルダーとして恵まれている体格ではなかったが、50年以上に渡り数々の大会に出場してきた。老いと戦いながら、今でもジムに通い努力を続ける姿は、若い世代をも刺激している。によれば、アーリントンさんがボディビルを始めるきっかけとなったのは、14歳の時に見たマッスル雑誌だったという。前腕の筋肉ムキムキのボディビルダーの写真に衝撃を受け、ウェイトトレーニングを開始。将来ミスター・アメリカになるという目標を立てた。によれば、アーリントンさんの体格はボディビルに向いてはいなかった。未熟児として誕生し、子どものころは喘息もちだったことに加え、ひ弱でたびたび病気にかかっていたという。今でも本人は自分の体格を非常に低く評価しているが、これがトレーニングを続けるモチベーションになってきたそうだ。
アーリントンさんは50年以上ボディビルダーとして活動し、多くの大会に出場してきた。そこで他者の素晴らしい体格を目の当たりにし、自分が成功する唯一の方法は、誰よりも長く続けることだと分かったという。それだけに、2015年に世界最高齢のボディビルダーとしてギネス認定されたことは、格別の喜びだったようだ。全く新しい世界が開かれ、前に進み続けるための刺激になったと話している。アーリントンさんは、ボディビルを続けられるのは、今でも現役で大会に出るという目標があるからだと述べる。昨年は、ネバダ州で開催された国際大会に出場し、男子70歳以上の部で3位入賞を果たしている。80歳以上の部では、他にエントリーがなく唯一の出場者だったため、優勝となった。本人は、年齢相応の90歳以上の部を新設してほしいと願っているそうだ。
現役とはいえ、トレーニングは老いとの戦いでもあるという。身体はもろくなり、腱や筋肉を傷めることが多くなった。今までできていたことができなくなることもあり、がっかりもするが、頑張り続けることが大切だとメンズヘルス誌に語っている。アーリントンさんは、最近ではスプリット・ルーティンをしている。例えば月曜は脚、水曜はミッドボディ、金曜日は肩と腕というように、身体を3分割して鍛えている。食生活も見直しており、こうした年齢に合わせ変化に適応する力が、ボディビルダーとして長続きする理由だとギネス・ワールド・レコーズは説明している。 有名ジムでトレーニングをするアーリントンさんは、自分より優れたボディビルダーと会う機会が多いが、彼らが今の年齢で頑張る自分を尊敬してくれていると話す。なぜなのか理解できないが、みんなが自分にインスパイアされているようだとし、これも続ける理由になっていると述べている。
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