この後、台風2号は、進路を次第に北よりに変える予想です。台風は、暖かい海からエネルギーを供給して発達しますが、台風2号が進む海域は、海面水温が高いため、さらに発達するでしょう。19日から20日には、一時的に、一番上の「猛烈な」勢力になると予想されています。台風の「平年の発生数」と「動きを決めるポイント」「台風の発生数」を見てみますと、夏から秋の台風シーズンだけでなく、冬や春でも、毎月、台風が発生する可能性があるのです。発生した台風が、すべて日本に接近・上陸するわけではありませんが、8月や9月といった台風が多く発生する時期は、日本に台風が接近・上陸しやすくなります。
一方で、台風が、日本に接近するか、上陸するかなど、動きを決めるポイントは「太平洋高気圧」と「上空の偏西風」です。台風は、太平洋高気圧の「まわりを流れる風」の影響を受けて、南から日本付近にやってきた後、「上空の偏西風」によって、進路を変えることが多いのです。
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