受刑者に新型コロナ治療薬としてイベルメクチンを無断で投与した医師が訴えられる、受刑者は血便・胃けいれん・視覚異常を副作用で発症

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新型コロナウイルスに感染した服役中の受刑者に対して無断でイベルメクチンを投与したアメリカの医師が訴えられました。イベルメクチンは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に治療薬になり得る」という説が存在しますが、アメリカの公衆衛生当局はこの説を否定しています。さらに、問題の医師は通常の用量をはるかに超えたイベルメクチンを投与したことから、受刑者は下痢・血便・胃けいれん・視覚異常などの副作用が生じたと主張しています。

受刑者4人によると、COVID-19に感染してカラス氏の治療を受けた際に、説明なくイベルメクチンを投与されたとのこと。イベルメクチンは「COVID-19の治療薬になり得る」という説が存在しますが、元々は豚や馬などの家畜用の寄生虫駆除薬であり、人間に対して処方が認められているのは寄生虫駆除や疥癬治療などの場合のみ。今回のケースは用法外にあたる上に、カラス氏は少なくとも4人のうち2人に対して寄生虫駆除として承認されている用量のそれぞれ3.4倍と6.3倍という分量を投与しており、下痢、血便、胃けいれん、視覚異常などの副作用が確認されたそうです。

カラス氏は自身を唯一の社員とするカラス・コレクショナル・ヘルスという医療サービス機関名義でワシントン郡刑務所と年間140万ドルもの額の契約を結んで同刑務所で医師として勤務している人物ですが、地元のテレビ局に対して「私は2度もCOVID-19に感染してイベルメクチンを服用していますが、この薬は非常に安全です」と語ったことがあるほどCOVID-19に対するイベルメクチンの有効性を公に支持しています。アーカンソー州の地方裁判所に対して提出された訴状はカラス氏の所業を「イベルメクチンの有効性に対する研究」と評しており、ACLUのアーカンソー支局法務部長を務めるゲイリー・サリバン氏は「投獄されている者まで含め、だまされて医学的実験の対象とされるに値する人物は存在しません」とコメントしています。

なお、アメリカでは「COVID-19の治療薬になり得る」という説から家畜用イベルメクチンを投与する行為が社会問題と化しており、医薬品に関する規制を管轄する食品医薬品局が「COVID-19の治療と予防にイベルメクチンを使うべきではない理由」という

 

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_φ(・_・?!そんなんされてない筈ですが症状あるし准犯罪者枠社会性だけど

ざまあああ

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