東京オリンピック(五輪)代表が、新世代の勢いにのみ込まれた。男子シングルス決勝で張本智和(16=木下グループ)が宇田幸矢(18=エリートアカデミー)に3-4で敗戦。女子シングルス準決勝では、女子と混合の両ダブルスも含め史上初の3年連続3冠を目指していた伊藤美誠(19=スターツ)が早田ひな(19=日本生命)に3-4で敗れた。解説 「世代交代がここ1、2年で進んでいる」と男子日本代表の倉嶋洋介監督は話した。宇田、戸上隼輔(18=野田学園)らがシニアの大会に本格的に出だし、頭角を現し始めた。ともに両ハンドから強烈なドライブを繰り出す本格派。パリ五輪では張本に加えて、代表候補になるのは間違いないだろう。東京五輪の控えの1人にも「入る可能性はある」と同監督は言う。卓球界のポスト東京五輪は明るい。
早田は昨年4強の全日本から大きく成長した。同い年の伊藤、平野美宇(19=日本生命)と比べ、シングルスが弱いと指摘されてきたが、その弱点を克服しつつある。女子代表の馬場美香監督は「過去でベストのパフォーマンスだった。サーブが変わった。これまで思い切りはいいが、入るか入らないか分からないボールも強打で打っていた。今回は当たり前のように入っていると感じた」と絶賛。長身で手足が長い早田は、パワーのあるドライブが得意で打ち気になりがちだが、この日はその気持ちをコントロールし、五輪代表2人をねじ伏せた。 一方、東京五輪代表6人のタイトルは伊藤の女子ダブルスと混合ダブルスのみ。昨年末まで、ワールドツアーを転戦し、五輪代表争いにしのぎを削った。体も精神面もボロボロになるまで戦った。その直後に開催された全日本。他の選手に比べ、準備不足になるのは仕方ない側面もあった。
中国に勝つためには、コレは必要😲😲
次から次に新しい力がわいてくる。それが活気を生む。
あとに続く世代が育ってこその発展。
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