午前の日経平均は反落、米金融引き締め長期化を警戒

  • 📰 ReutersJapanBiz
  • ⏱ Reading Time:
  • 17 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 10%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比155円67銭安の2万8039円91銭と、反落した。米連邦準備理事会(FRB)高官からはタカ派的な発言が確認され、米金融引き締め長期化への警戒感が相場の重しになっている。ただ、日経平均は2万8000円を下回ると押し目買いも入り、底堅さも確認された。

前日の米株市場で主要3指数がそろって下落したことを受け、日本株は朝方から幅広い業種で売りが出た。下げ幅は一時280円を超え、2万7906円17銭の安値を付けた。その後は米株先物が堅調に推移したことが支援材料となり、徐々に下げ幅を縮小。心理的節目の2万8000円台を維持して午前の取引を終えた。FRBメンバーのタカ派姿勢が相次いで確認されていることから、市場では「米国で良好な経済統計が確認されても、FRBのタカ派化警戒につながり、景気後退が意識されている」(国内証券)との声が聞かれ、相場の重しになっているという。

T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は、「ジャクソンホール会合以降、良い指標が出ても株価下落するなど、逆金融相場的な色彩が強くなっている」と指摘。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは神経質な展開が続きそうだとの見方を示した。TOPIXは0.51%安の1958.41ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2273億1000万円だった。東証33業種では、空運業、陸運業、保険業など7業種が値上がり。反面、鉱業、石油・石炭製品、海運業など26業種は値下がりした。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが470銘柄(25%)、値下がりが1314銘柄(71%)、変わらずが50銘柄(2%)だった。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 128. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

コラム:想定以上にタカ派のパウエル議長講演、ドル1強は当面変わらず=尾河眞樹氏「歴史は時期尚早な金融緩和を強く戒めている」──米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は26日に行われたジャクソンホール・シンポジウムの基調講演でこのように語り、来年中にも利下げが開始されるとの市場の見方を強い言葉でけん制した。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »

コラム:パウエル講演と3つの教訓、引き締め維持に潜むリスク=井上哲也氏米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)の講演で、経済活動の減速という痛みを伴ってもインフレの抑制を優先する姿勢を明示した。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »

コラム:パウエル氏、1年前の誤った物価認識が「けがの功名」に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日にカンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で予定している講演は、間違いを正す良い機会と言える。昨年の同会議でパウエル氏は、既に起きていた物価上昇に利上げでは対応しない方針を正当化するため、「インフレは一時的」とする誤った認識を示した。ただこのしくじりは「けがの功名」になった。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »

午前の日経平均は続伸、米株高が支援し一時300円高午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比266円41銭高の2万8745円42銭と、続伸した。一時300円超高となった。前日の米株高の流れが日本株を支援した。一方、経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による講演への警戒感もくすぶり、上値を抑えた。
ソース: ReutersJapanBiz - 🏆 128. / 51 続きを読む »

コラム:日本と主要国の短期金利差拡大へ、キャリー取引誘発し円安進行...[東京 19日] - 7月半ば以降に反落基調にあった米ドルが、過去1週間程度、反発基調となっている。米ドルが全体として、つまり実効レートベースでこのまま上昇トレンドに戻るのか、それともやはり7月半ばがピークで再び下落基調に戻るのかは、今後のドル/円相場にとって重要だ。そして、その米ドルの動きにとっては、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを市場がどこまで織り込むかが重要なポイントとなる。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »

FRB当局者、利上げの必要性で一致 ペースは見解分かれる[18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)当局者から18日、インフレ抑制に向け利上げを継続する必要があるとの発言が相次いだ。ただ、利上げペースについては見解は一致していない。 インフレピークアウトで矛盾なく二兎を追える環境が整ったと何度言ったら・・・来年年央には利下げだぞ。鷹ブラード鳩カシュカリ
ソース: ReutersJapanBiz - 🏆 128. / 51 続きを読む »