ＩＴ企業「アルゴグラフィックス」（東京）が１日、「北見ハイテクパーク」（柏陽町）でデータセンターを中心とした複合施設を建設すると発表し、ＩＴ関連企業の集積地として北見市が１９９０年から続けてきたハイテクパークの用地分譲が完了することになった。辻直孝市長は市役所での発表会見で「今まで以上に、産学官連携での研究促進、関連産業集積による産業振興や雇用促進に期待している」と述べた。
同社が取得する用地は約９８００平方メートル、施設建設費は概算で２５億～３０億円。同社の創立４０周年と合わせた２０２５年４月開設を目指す。顧客データや機器を預かる機能のほか、同社と子会社のサテライトオフィスを兼ね、同社関連のワーケーション拠点にもする。
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