辺見じゅん氏の同名小説が原作の実話。第2次世界大戦後、60万人超の日本人が不当に抑留され捕虜となったシベリアの強制収容所(ラーゲリ)。誰もが絶望する中、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった2等兵・山本幡男さんの半生を描く。
北川が演じるのは、幡男の妻モジミ。第2次大戦中に家族とハルビンで過ごす中、空襲によって離れ離れに。夫の生存状況が分からない中、4人の子どもたちと激動の時代を生き抜いた実在の女性。幡男の「必ず帰る」とという言葉を信じ、11年間、待ち続ける。 北川は「脚本を読み、終戦後10年が過ぎてもダモイ(帰国)への希望を捨てなかった男たちの、故国への、妻への、子どもへの、母への思いに胸が締め付けられました」とコメント。「一歩外に出れば、どこまでも続く広い海。この海も、空もラーゲリにつながっているだろうか。あの人もまた同じ海を、空を見ているだろうかと、思いを馳(は)せながら過ごした日々だったのではと思いながら演じました」と振り返った。
対面した時から、幡男としてたたずむ二宮の姿に心を奪われた。「二宮さんと周りの男性陣が魂を燃やして、命を削って演じられている姿を早く見ていただきたいです。憂うことの多い昨今だからこそ、必要な作品と感じます。真っすぐな人間の愛に包まれ、癒され、温かい気持ちになっていただけると思います」と自信をみせた。 瀬々監督は「山本幡男さんの長男・顕一さんから伺ったモジミさんの逸話は、どれも人間味あふれるものでした。小学校の先生だったが、音楽と図工は苦手だった。家では料理が不得手でどこかドジ。それでも気丈に家族を守り続けた。一度だけ子供たちに涙を見せた。畳の上を、のたうち回るようにして泣いた。北川景子さんは、モジミ像をチャーミングに演じてくれました」とたたえた。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: thetvjp - 🏆 64. / 59 続きを読む »
ソース: animehackcom - 🏆 43. / 63 続きを読む »
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »
ソース: AnimeAnime_jp - 🏆 117. / 51 続きを読む »
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »