Googleは通常、PC向けの検索結果ではタイトルの横幅を650ピクセルに、モバイル検索ではこれよりわずかに長い横幅に制限しており、この幅を超える長さになるタイトルは省略記号の「...」で省いています。一方、あまりに簡潔すぎるタイトルも書き換えの対象になります。
以下は、タイトルの長さと書き換え率の関係を表したグラフで、薄緑色の棒グラフがタイトルの長さを、オレンジ色の折れ線グラフが書き換え率を意味しています。赤枠で囲われたタイトルが短いページと長いページをみると、いずれも高い確率で書き換えられていることが分かります。 具体的には、「Home」や「IBM」だけといった5文字以下のタイトルは96.6%の確率で書き換えられ、単語や情報が追加されたタイトルになっていました。また、60文字を超える長いタイトルは76%以上、70文字を超えるタイトルに至っては99.9%の割合で書き換えらえました。括弧はキーワードや用語を目立たせるためによく使われる記号ですが、「角括弧/[]」と「丸括弧/」とではGoogleによる書き換え率に大きな違いが出ました。具体的には、角括弧を使ったタイトルは77.9%の確率で書き換えられ、32.9%の頻度で括弧の中身が完全に省略されていたとのこと。シェパード氏はこれについて、「タイトル中のテキストを強調したい場合は、角括弧よりGoogleによる削除の可能性が低い丸括弧を使った方がよさそうです」と述べました。
セパレーターも、括弧と同様にGoogleによって省略されやすいものとそうでないものがありました。具体的には、セパレーターとして最もよく使われる「-」が含まれた場合、書き換えや区切られた部分の省略の発生率が19.7%だったのに対し、「|」の場合は41%でした。 この結果から、シェパード氏は「Googleはバーティカルバーをダッシュなど別のセパレーターに置き換える傾向があります。バーティカルバーを使っても不利になる様子はありませんが、ダッシュの方が書き換えの影響を受けにくいのは確かです」と述べました。
記事タイトルも書き換えられたのか?
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