大阪府熊取町で平成15年5月、当時小学4年の吉川友梨さんが下校途中に行方不明になってから20日で21年が経過した。何者かに連れ去られたとみて捜査を続ける大阪府警は、今年30歳になった友梨さんの似顔絵を新たに公開した。描いたのは群馬県警科学捜査研究所の緑川順さん(65)。犯罪捜査における似顔絵作成の第一人者だ。
緑川さんにも、友梨さんと同年代の娘が2人いる。「幼かった女の子が今もどこにいるのか分からない。ご両親の心情を思うとやりきれない」。大阪府警から依頼があったのは昨年4月。友梨さんの現在を形にする作業は、1年がかりの大仕事になった。 頭蓋骨に粘土で肉付けして生前の顔を3次元で再現する「復顔法」を、似顔絵に応用する技術を編み出したのが緑川さんだ。今回友梨さんの似顔絵を作成するにあたり、0歳から行方不明になる9歳までの約20枚の写真を参照。年齢ごとに鼻の高さや両目の距離など約100項目に及ぶ顔の特徴を測定した。 さらに加齢によって顔の輪郭や、口と鼻の位置がどう変化しているかを細かく検証。その上で30歳となった現在の頭蓋骨を推定し、両親の写真を参考に遺伝的要素も加味した。全体的に幼い印象なのは「現代の30代女性は比較的若く見え、平均的な女性の顔を考慮した」から。「似顔絵が世に出ることで人々の関心は再度集まり、情報提供につながるかもしれない。その一助になればうれしい」
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