また、画面だけなく注目してほしいのが“音”。BGMもそうだが、筆者が思う「鬼滅の刃」の魅力の1つとして挙げたいのが上質な効果音だ。この効果音のひとつひとつが本作の臨場感やテンポ感が生み出している要素だと感じており、それを劇場という最高の環境で楽しめるのはとても嬉しい。
今回の上映の中でも特に気に入っているのが、炭治郎が妓夫太郎の首を切った際の斬撃音。あの一太刀には様々な想いが込められた特別なものであることは間違いなく、それを表現した斬撃音には何か感じるものがあった。さらに、その後数秒間だけ無音になるのだが、激しい攻防が続いたあとに息をするのもためらうほどの張り詰めた静寂が包み込むあのシーンはぜひ劇場で体感してほしい。 ちなみに、「遊郭編」のクライマックスといえば、決戦後の堕姫と妓夫太郎のエピソード。筆者は絶対泣いてしまうと思ったので、あらかじめタオルを持参し万全の状態で鑑賞に臨んだ。結果は言うまでもなくもちろん泣いた。「遊郭編」が終了すると次はいよいよ目玉となる「刀鍛冶の里」第1話の上映がスタート。冒頭では「無限列車編」で炎柱・煉獄杏寿郎と壮絶な戦いを繰り広げた上弦の参・猗窩座ほか、上弦の壱〜伍たちが本拠地となる「無限城」で一堂に集結。「鬼滅の刃」では残酷非道な鬼たちの姿がたくさん描かれているが、上弦の鬼たちの存在感や迫力はやはり別格だ。「遊郭編」でも上弦の陸である堕姫/妓夫太郎が正体を表した際の絶望感が記憶に新しいが、単純に考えてそれより強い鬼が5体集結しているのだ。さらに、その上弦の鬼たちを率いる「鬼舞辻無惨」の登場により、一気に緊張感が漂い始める。
また、この緊張感や不気味さは「無限城」が醸し出す独特の雰囲気によるところも大きな要因としてあるように思う。上下左右が曖昧で、入り口や出口も存在しない物静かな不思議空間が劇場の巨大なスクリーンで映し出されると、まるで自分がそこに入り込んでしまったかのような感覚に。「無限城」は過去のアニメでも登場しているが、今回はその時に以上に恐怖を感じた。「鬼滅の刃」では、戦闘シーンや鬼が登場する際にはシリアスな場面や血生臭い描写が続く一方、戦いのあとの休息期間などが描かれているのも魅力の1つ。今回の「刀鍛冶の里編」では恋多き乙女キャラの恋柱・甘露寺蜜璃が登場。真面目キャラの炭治郎との絡みがコミカルに描かれており、上弦の鬼集結からのギャップがとても面白い。また、甘露寺蜜璃はお姉さんキャラとしても有能で、襧豆子との絡みには非常にほっこりさせてもらった。動いてしゃべる甘露寺蜜璃はめちゃくちゃ可愛い
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