企業や店舗が会員制交流サイト(SNS)を駆使した集客に知恵を絞る中、奈良県と岡山県に店舗を持つカフェが「いいね」の数に応じてクリームソーダの盛りつけを変えたところ、売り上げが前年比5倍と爆発的に伸び、一躍看板商品となった。シロップと炭酸水を注いだグラスにバニラアイスをのせ、チェリーを添えたどこにでもあるクリームソーダだが、わずかな“改良”が来店客を引きつけた。昨年9月、ツイッターでこうつぶやいたのは、奈良県橿原市今井町でカフェ「うのまち珈琲店」を経営する小田墾(つとむ)代表(34)。投稿には、新旧2種類のクリームソーダの写真も添えられている。
ソーダ水を注いだグラスにバニラアイスを浮かべ、チェリーを添えたのが以前の盛りつけ。今の商品はグラスの縁にアイスをトッピング。青いシロップと透明の炭酸水が、2層の境界付近でグラデーションになっている。グラスもドリンク用からパフェ用に変えてスマートな感じになり、使っている素材は同じでも見た目の印象はずいぶん違う。
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