今季限りで退任する阪神・矢野燿大監督(53)の後任として、前日27日に内定報道が出た岡田彰布氏(64)が一夜明けた28日、ヤクルト―阪神戦のラジオ解説のため神宮球場を訪れた。クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性を残す虎戦士たちは今季の戦いに身を投じる一方で、次期監督の視線を浴びれば今後の身の振り方に心を乱されるのも人情というもの。体制が変わって笑う虎がいれば泣く虎も、行く虎がいれば残る虎も出てくる。試合開始40分前の午後5時20分、岡田氏が関係者入り口に姿を見せると、10人前後のカメラマンが一斉にフラッシュを浴びせた。55号本塁打を放ってからメディアの密着マークが続いてきたヤクルトの主砲、村上宗隆内野手(22)がベンチ入りする時間帯と重なったが、監督人事報道後初めて公の場に出てきた時の人が、〝村神様〟を食ってしまった格好だ。
待ち構えた報道陣から浴びせられる質問を、岡田氏は「いま俺からいえることは何もないよ」とさえぎりつつ、複数のラジオ局関係者にガードされて放送ブースへ直行。この緊迫感あふれた球場入りの話題を、ラジオ放送中にアナウンサーから振られると、「ふふ」とまんざらでもない笑みで応じた。試合後には神宮ラスト采配を勝利で飾った現監督に、スタンドの虎党から惜別の〝矢野コール〟が送られる一方で、放送ブース前に陣取った観客が〝新監督〟の姿を携帯カメラで次々と撮影する姿もあった。
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阪神新監督、岡田彰布氏が有力 JFKで05年V導く(写真=共同)プロ野球阪神の次期監督候補に、OBで監督として前回2005年のリーグ優勝に導いた岡田彰布氏(64)が有力となっていることが27日、関係者への取材で分かった。矢野燿大監督(53)は就任4年目の今季限りでの退任を表明している。百北幸司球団社長はこの日、大阪市内で取材に応じ、岡田氏が新監督に内定したとの一部報道について「現時点で、シーズンが終わるまでは申し上げることはない」と語った。チームがレギュラ
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