円は154円前半、円安懸念留意や米金利低下で34年ぶり安値更新止まる

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18日朝の東京外国為替市場の円相場は1ドル=154円台前半と前日夕からやや上昇して推移。海外時間は日米韓財務相会合での為替協議や米国で株安・金利低下とリスク回避的な動きとなったことが円買い材料となり、約34年ぶり安値更新が止まった。円安への懸念が米国側に留意されたことは介入警戒感を補強するとみられ、155円の心理的節目を前に円を下支えしそうだ。

きょうは日本銀行の野口旭審議委員が講演する。3月の金融政策決定会合でマイナス金利とイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の同時撤廃に反対票を投じており、追加利上げなどに慎重な姿勢を示すと予想される。ハト派的な発言で円安が加速すれば介入警戒感が高まり、神経質な相場展開も想定される。 17日の為替市場でドルは主要通貨に対してほぼ全面安。米株式が続落する中、米金利は20年国債入札の好調もあって低下し、ドルの重しとなった。ワシントンで日米韓財務相会合が初めて開催され、米国側が最近の急激な円安やウォン安について日韓の懸念に留意する姿勢を示したことで円は買われた。円相場は152円台に乗せて以降、下げが加速していたが、6日ぶりに約34年ぶり安値更新が止まった。 東京市場の円相場は米金利低下によるドル安や介入警戒感による下支えで強含みやすい。米国が日韓両国の通貨安への懸念に留意したことは、実弾介入の現実味を高める効果もあり、155円の節目を試しづらくなりそうだ。...

きょうは日本銀行の野口旭審議委員が講演する。3月の金融政策決定会合でマイナス金利とイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の同時撤廃に反対票を投じており、追加利上げなどに慎重な姿勢を示すと予想される。ハト派的な発言で円安が加速すれば介入警戒感が高まり、神経質な相場展開も想定される。 17日の為替市場でドルは主要通貨に対してほぼ全面安。米株式が続落する中、米金利は20年国債入札の好調もあって低下し、ドルの重しとなった。ワシントンで日米韓財務相会合が初めて開催され、米国側が最近の急激な円安やウォン安について日韓の懸念に留意する姿勢を示したことで円は買われた。円相場は152円台に乗せて以降、下げが加速していたが、6日ぶりに約34年ぶり安値更新が止まった。 東京市場の円相場は米金利低下によるドル安や介入警戒感による下支えで強含みやすい。米国が日韓両国の通貨安への懸念に留意したことは、実弾介入の現実味を高める効果もあり、155円の節目を試しづらくなりそうだ。 (5月13日から為替市況は内容を拡充して配信します。午前の市場別動向に加え、午後からは株式・債券動向を追加した【日本市況】として国内の主要市場の動向を横断的に配信する予定です。ご不明な点やご質問等がある場合はihazama@bloomberg.netまでご連絡ください)

 

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