円は対ドルで154円台後半に上昇、CPIと小売売上高で米利下げ期待

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16日朝の東京外国為替市場の円相場は1ドル=154円台後半と、前日夕から大幅上昇して推移。米国で消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化と予想を下回る小売売上高を受けて9月利下げ期待が高まり、ドルが全面安となった。東京市場では円の買い戻しが続く可能性がある一方、リスク選好の流れを受けた円売りは相場の重しになりそうだ。

4月の米CPIが食品とエネルギーを除くコアベースで前年同月比3.6%上昇と3年ぶりの低い伸びになった上、米小売売上高も前月比横ばいと予想を下回り、米長期金利は大幅低下。インフレ鈍化と景気減速の見方が強まる中、金利スワップ市場は9月の利下げを9割以上織り込み、年内の予想利下げ回数も2回に上昇した。 16日の円相場は、ドルの重い展開が続く中で円売りポジションの巻き戻しが進む可能性がある。日本銀行の国債買い入れ縮小や早期利上げ観測がくすぶる中、この日は20年国債入札も警戒され、金利上昇は円を支える要因となる。一方、米利下げ期待を背景としたリスク選好の流れから日本株高も予想され、低金利の円を売ってドルを買うキャリー取引の需要は相場の重しになる。【要人発言】もう少し長くとどまる必要あるのでないか-カシュカリ氏

(5月13日から為替市況は内容を拡充して配信しています。午前の市場別動向に加え、午後からは株式・債券動向を追加した【日本市況】として国内の主要市場の動向を横断的に配信しています。ご不明な点やご質問等がある場合はihazama@bloomberg.netまでご連絡ください)

 

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