円は対ドルで156円台前半に下落、米金利上昇や株高で円売り地合い

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21日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=156円台前半に下落。米連銀高官が早期利下げに慎重な姿勢を示す中、米国の長期金利が上昇しドルが買われた流れを引き継いでいる。

三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの山本威調査役(ニューヨーク在勤)は、株高を受けた投資家心理の改善もあり、「ボラティリティーの低下で円が売られやすい地合い」だと指摘する。ただ、日中は目立った手掛かりに乏しいことから、「156円70銭台を下回って大きく動くことにはならない」とみている。

20日の為替市場ではドルが総じてしっかり。米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長やアトランタ連銀のボスティック総裁など複数の連銀高官が利下げに慎重な発言をしたため、金利スワップ市場で利下げ観測が後退した。米国債は投資適格級社債の起債に絡んだ売りもあって利回りが上昇、ドル高につながった。 山本氏は米連銀高官の発言で、米消費者物価指数(CPI)後に高まった利下げ観測が落ち着いたと指摘。「ほかのメンバーらがCPIを受けてどのような姿勢を示すかがポイントだが、全体的には利下げに慎重な発言が続きそうだ」との見方を示した。 21日は日米ともに重要な経済指標が予定されていない中、海外時間にウォラーFRB理事やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁などが発言する予定。国内では日本銀行が「金融政策の多角的レビュー」に関する第2回ワークショップ(テーマ:「過去25年間の経済・物価情勢と金融政策」)を開催する。

 

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