全能テキストエディタ「Vim」の歴史と開発者に広く普及した理由

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MicrosoftのVisual Studio CodeやSublime Textなど、GUIで動作するテキストエディタが数多くリリースされる中で、コマンドラインベースで動作するテキストエディタ「Vim」は、リリースから約30年たった今でも多くの開発者に利用されています。そのVimがなぜ開発者に広く普及したのかを、Vimの歴史とともにソフトウェアエンジニアのNikola Đuza氏が自身のブログで語っています。

現在でも、Vimでexのコマンド体系を利用することができるとのこと。Vimを開いて「:」を入力すれば、「a」の後にテキストを入力し「.」で入力を終了するといった、exの元となったedと同じ操作体系でテキスト編集ができます。

当時のコンピューターでファイルのテキスト全体を表示するのは非常にやっかいで、一部の人は資源の浪費だと考えていたとのこと。しかし、メリットが反対意見を上回り、編集中に画面上でファイルの内容を開くことが普通になったとĐuza氏は語っています。氏は当時、viのクローンである「STEVIE」を使ってみたところ、viのコマンドの多くが使えないことに気づいたとのこと。ムーリナー氏がviと互換性を持たせながら機能を追加してリリースしたのが「Vi Imitation」で、後に「Vi Improved」と改められます。Vi Improvedのバージョン2.

Đuza氏は「私はVimエディタに乗り換えるべきだと言っているわけではありませんが、Vimを学んで設定しようとすることは、スキルと能力の向上につながるでしょう」とする一方で「重要なのはどのエディタを使うかではなく、エディタを使って何をするかです」と語っています。氏が当時使っていたキーボードに移動専用のキーがなく、「h」「j」「k」「l」にカーソル移動が割り当てられていたためだそうです。

 

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