光速の20%で宇宙船をアルファ・ケンタウリに送りこむ「ブレイクスルー・スターショット」計画の技術的課題とは?

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人類最速の宇宙船でさえ、地球から最も近い恒星系であるケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)に到達するには何千年もの時間がかかるため、人間の乗組員は生きている間に到着を迎えることができません。そんなケンタウルス座アルファ星におよそ20年で到着することを目指す「ブレイクスルー・スターショット」計画を実現するための技術的課題の解決策を、オーストラリア国立大学の研究チームが発表しています。

宇宙探査機を光速の20%にまで加速させるには膨大なエネルギーが必要となります。そこで、ブレイクスルー・スターショットでは「宇宙探査機に搭載したエンジンとブースターで加速する」という従来の方法ではなく、「地上から強力なレーザー光を照射して宇宙探査機を加速させる」という方法が検討されています。

そこで、オーストラリア国立大学で応用計測学を研究するカトゥーラ・バンドゥトゥンガ氏は、「人工衛星を使ってレーザーを補正する」というアイデアを発表しました。このアイデアは、宇宙探査船へ正確に大出力レーザーを発射する前に、人工衛星から地上に向けてレーザーを発射することで大気によって生じる誤差を測定するというもの。 ただし、このアイデアでレーザーを正確に照射できても、もう1つ大きな技術的課題がある、とバンドゥトゥンガ氏。照射したレーザーを加速力に変換するために、宇宙探査機は、ヨットが風を受けるように、レーザー照射を受けるための帆を持つ必要があります。

 

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