大相撲の元大関・朝潮で先代・高砂親方の長岡末弘さんが死去し、母校の近大にも悲しみが広がった。阿部智志監督(45)は4日、開幕した全国学生相撲選手権大会(堺市)で取材に応じ、「若松部屋から高砂部屋という形でいろいろお世話になっていて、すごくご指導いただきましたし、非常に残念」と悼んだ。
長岡さんは近大時代に2年連続で学生横綱とアマチュア横綱の2冠に輝いた。現役引退後、師匠を務めた若松部屋は大阪場所で近大を宿舎としており、交流が続いた。阿部監督は「すごく気さくに話しかけてくださった。何回か食事はさせていただきました。その度に『頑張れ』と。『できる限りの応援はするから』という話はしていただきました」と激励を受けたという。
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