元Google社員が「iOS 15のSafariで起きるUI再設計」がChromeでも計画されていたものの最終的に放棄された裏話を語る

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2021年6月に発表されたiOS 15では、標準ブラウザであるSafariのデザインに大きな変更が加えられることが分かっています。同様の変更が、Android版Chromeでも検討されたものの結局実現しなかった経緯を、Googleの元デザイナーが語りました。

Googleでデザイナーを務めていたクリス・リー氏によると、Googleは2016年に「Chrome Home」というプロジェクトで、同様の変更を行おうとしていたとのこと。リー氏がブログで公開したChrome Homeの画面を見ると、確かにURL欄やタブボタンなどが画面の下部に収まっているのが分かります。

この変更には、大きく分けて「端末が大きくなったため、片手で操作できるようにUIを変更すること」と「Chromeの機能が増えたので画面下部の3つのボタンでは足りなくなった」という2つの意図がありました。しかし、Chromeのデザインを大きく変更するとユーザーの混乱を招くと判断されたため、最終的にChrome Homeの採用は見送られることになったそうです。 リー氏は、Chrome Homeの登場から廃案までの経緯について「このアイデアは社内で評判となり、すぐにChrome開発部の最優先事項になりました。しかし、技術的なコミュニティから熱狂的な支持を集める一方で、主なターゲットにしているユーザー層の一部からは『ややこしい』と不評の声が上がりました。Chromeは、さまざま技術レベルで利用する何十億人ものユーザーに向けて作られています。そのため、Chrome Homeはすべてのユーザーが満足できるものではないとの結論に至りました」と説明しています。

 

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